仕事のパフォーマンスは「歩く」姿勢で決まる

本当の“第一印象”は、立った姿勢ではなく「歩く姿勢」で決まる
「挨拶はしっかりしよう」
これは社会人として常識です。
でも実は、挨拶の言葉よりも早く相手に伝わっているものがあります。
それが 姿勢=非言語コミュニケーション です。
そして、多くの人が勘違いしているのですが……
姿勢は “立っている時” よりも 歩いている時のほうが出ます。
■立つ姿勢より、歩く姿勢で本性が出る
会社の入口に向かって歩いてくるとき。
ほとんどの人は歩きながら職場に入りますよね?
入口の前でわざわざ直立してお辞儀して入る人なんて、まずいません。
だからこそ、
歩く姿勢があなたの“第一印象”を決めています。
立っている時は猫背じゃない人も、
歩き始めると急に顎が前に出て、背中が丸まってしまう人は本当に多いです。
逆に、意識して胸を張りすぎてしまい、
“偉そう”“横柄”という印象を与えてしまう人もいます。
どちらも本人の意図とは関係なく、
無意識の姿勢がそのまま相手に伝わってしまっているわけです。

■では、歩く姿勢で一番大切なポイントは?
結論から言います。
顎を「下」ではなく「後ろ」に引くこと。
ここができているだけで、歩く姿勢は劇的に変わります。
イメージとしては…
ネクタイが締まる部分、喉元を“スッ”と引き締める感じ。
スーツ姿の人は“喉元の存在”を意識しやすいのですが、
作業着の方やカジュアルな服の方は首まわりが緩いので、
脳がそもそもこの部分を 「使わなくていい場所」 だと判断してしまいます。
だから無意識のうちに、
喉元が緩んで顎が前に出やすくなる。
姿勢とは、筋力というより“脳がどこを使うかの習慣”なんです。
■顎を後ろに引くだけで、なぜ印象が変わるのか?
顎が後ろに収まると、
・目線が落ちすぎない
・肩や胸が自然に開く
・呼吸が安定する
・動きに余裕が生まれる
つまり、余裕のある人に見える。
それはそのまま「信頼される人」の雰囲気につながります。
非言語コミュニケーションの世界では、
“信頼される姿勢は仕事ができる人の姿勢”とも言われています。
期待されると、人は自然と頑張ります。
頑張れる環境が整えば、仕事のパフォーマンスはどうなるか?
もちろん 上がるに決まっています。
■まとめ:歩く姿勢こそ、最大の挨拶
・姿勢は言葉より先に伝わる「非言語コミュニケーション」
・立つ姿勢より、歩く姿勢のほうが本質が出る
・顎を後ろに引くことが、信頼される姿勢のカギ
・姿勢が整えば、仕事のパフォーマンスが自然に上がる
人に与える印象は、ほんの数秒で決まります。
だからこそ、歩く姿勢は最強の自己投資です。
ぜひ、明日の出勤から試してみてください。
入口に向かう“数十歩”が、あなたの印象を変えます。
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